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要素:国内小説
★★★★★
7&Yで
町田康の文庫本をまとめ買いして読んでおります。本作は処女小説にして第19回野間文芸新人賞受賞作です。
「
きれぎれ」も面白かったけどこっちの方が僕好み。ダメ人間の描き方は太宰治作品を思わせ、シュールな物語は宮沢賢治の童話みたい(…違うかなぁ)。
表題作「くっすん大黒」はもちろん面白いけど(チャアミイと吉田のおばはんの掛け合いの件は最高に笑える)、もうひとつ収録作「河原のアパラ」ではフォーク並びの件で泣きそうになりました(そんな泣きそうになる話ではありませんが、色々ありまして…)。ああ、そういう事わかってくれる人いるんだなと思えるところが多く、もう少し頑張って生きてみようと思いました。はは、大袈裟な。
複雑な仕掛けや壮大な物語やなんだかんだなくても、これだけ心揺さぶる作品って出来るんだなと感心しました。まあ、そういう作品が純文学なんでしょうけど…。
- 2006/12/24(日) 21:14:12|
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